同窓生紹介

今回は堺市北区にある医療法人以和貴会北条病院にお邪魔して2007年度卒業の本家真智子さんに管理栄養士のお仕事の内容を中心にお話を伺ってきました。アットホームで明るいスタッフさんに迎えられ、普段見ることが出来ない調理場なども撮影させて頂きました。

本家 真智子さん

小学校の頃から管理栄養士さんに憧れていました

INTERVIEW

  • 外観

北条病院について教えてください。

大阪府堺市にある療養型の医療施設です。療養病床47床、介護療養型病床190床の合計237床の病院です。通所リハビリテーション(デイケア)、短期入所療養介護(ショートステイ)も行っており、在宅介護支援事業所の「いわき会ケアサービス」も併設しています。
療養型なので患者様は長期入院される方がほとんどです。病院の雰囲気はとても暖かくて、今はクリスマス時期ということでエントランスや各病棟クリスマスの飾りつけでいっぱいです。
栄養課は調理師の栄養課課長と2名の管理栄養士と12名の調理士の合計15名です。

なぜこの仕事に?

思い出してみると、小学校の頃から学校の管理栄養士さんに憧れていたんです。具体的にこの道に進みたい!と思ったのは高校生の時でしょうか。食べることの大切さをたくさんの方に伝えていきたい、自分自身がもっと食と健康について学んでいきたいと思って管理栄養士を目指しました。
また、縁あって今の職場に就職することが出来たんですが、北条病院は長期療養される患者様が多いので医療の場であり、生活の場でもあり、その中での献立作成や栄養管理をすることに魅力を感じました。

具体的にどのようなお仕事なんでしょうか?

調理場は完全直営なので、管理栄養士業務としては、献立作成・発注といった給食管理業務と栄養ケアマネジメント等の栄養管理業務の両方をさせてもらってます。栄養ケアマネジメントでは個々の患者様の状態や体重変動、喫食量など様々な情報を把握して、その方に合わせた栄養ケアプランを作成しています。
ですから献立は一つでも、何パターンものバリエーションがあるんですよ。

お仕事の内容で苦労したこと、やりがいを感じるところを教えてください。

入院される方は高齢者の方ばかりなので食事形態は課題がたくさんあります。咀嚼や嚥下(えんげ)困難な方にも食べやすい食事内容でかつ充分に栄養量が確保できるようにもっと考えていきたいです。事務作業も多いので病棟に上がる時間がなかなかとれないのが悩みですが、「患者様や通所の利用者様に喜んでもらいたい!」という思いで調理師さんと話し合い出来上がったおやつが好評だった時や嚥下困難で食事が進まない患者様が食事内容を少し変えることでおいしそうに食べてくれたりしたことなど、患者様の役に立ててることを実感できる時は栄養士としてのやりがいをすごく感じます。

ちなみに人気のメニューやおやつはどんなものなんですか?

うーん、おでんかな(笑)
ほかにも、甘いものなら「黒蜜ゼリー」や「モンブランケーキ」、「水羊羹」なんかも人気があるんです。実はこのおやつも、直営の調理場で作られているんですよ。

学生時代の勉強や経験で役に立っていることを教えてください。

たくさんありますが、やはり学内や学外での臨地実習で実際に体験し、学んだことが役立ってます。学内での給食経営管理論実習や栄養教育論実習、また4ヶ所の臨地実習で学んだ各施設の管理栄養士業務は今、役立ってることが多いです。特に特養に実習に行かせて頂いたときはちょうど平成17年の栄養ケアマネジメントが始まったばかりの時だったので、その時教えて頂いたことを活かしながら実際に栄養ケアマネジメントもしたりしてます。

最後に、今後の夢や目標がありましたら教えてください。

もっと患者様に寄り添っておいしく楽しく安全な食事を提供できる管理栄養士になりたいです。そのためにも今は食事形態や嚥下についてたくさん学んでいきたいし、栄養に関する知識は何でも吸収していきたいです。