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今回の同窓生紹介は有限会社T・A UNION、NPO法人 蘖の代表を務めておられる2002年度卒業生の高垣直樹さんです。泉佐野市の築80年の古民家を改装して作られた素敵な施設にお邪魔してお話を伺いました。 |
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まず有限会社T・A UNION、NPO法人 蘖(ひこばえ)について教えてください。
有限会社T・A UNIONでは訪問看護ステーション「青空(あおぞら)」とデイサービス「和草(にこぐさ)」という高齢者福祉事業を平成16年から、NPO法人 蘖(ひこばえ)では障碍児者の福祉分野で平成17年から活動しています。
具体的にどのようなお仕事なんでしょうか
有限会社「T・A UNION」では、訪問介護事業と、認知症対応型通所介護事業(認知症デイサービス)を行っています。認知症に対応したデイサービスは泉佐野ではここだけで、全国的に見ても少ないんですよ。また、NPO法人「蘖」では発達障碍児や教職員を対象に、グループワークや勉強会を開催しています。
法人設立のきっかけは何だったんですか?
福祉にも色々な種類がありますが、福祉の分野を隔てることなく、高齢者・児童・障碍者の福祉において、求められていることやものを、枠にとらわれない形で実現したいと思ったのがきっかけですね。
サービスを一から立ち上げる際、どんなハードルがありましたか
資金面、人材、ネットワーク諸々ハードルだらけでした。ゼロからのスタートというよりはマイナスからのスタートと言った方が正しいかもしれません。
会社自体を立ち上げるのはそんなに難しくはなかったんですが、その後が大変。当然ですがサービスを開始して勝手に利用者が集まってくるわけではないので周知・広報に苦労しましたし、優秀な人材を集めることも大変でしたね。
そういえばスタッフのみなさん、見覚えのある顔がたくさんいますね??
実は施設のスタッフは全員関西福祉科学大学の卒業生なんです。はじめは一般的な求人で募集していたんですが、いざ一緒に働いてみると自分や会社の福祉感とのズレを感じることがあったんです。そこで、同じ環境で学んだ仲間であれば基礎的な考え方が共有できるんじゃないかと思ったのと、さまざまなタイミングや運が働いて同じ出身校の仲間と事業を共にする事になったんです。
ちなみに設立当初はパートを含め3人からのスタートでしたが、現在は全ての事業合わせて20人ほどのスタッフが業務にあたっています。
スタッフといえば気になるのが可愛い猫がいるようですが??
一年以上経ちますが施設の玄関前に座ってたんです。推定生後1ヶ月、ガリガリの状態で300gしかなく弱っていました。病院に連れて行った後、かわいいので飼うことになったんです。
アニマルセラピーというわけではありませんが、利用者の中には強い不安感をもって訪れる方も珍しくなく、彼女の存在で少しだけ和らげることが出来ているようです。もちろん、利用者の中に猫が苦手な方がおられる場合は別室に移動してもらっています。
立派なスタッフですね。名前はなんていうんですか?
「ポンズ」です。出会った当日の昼食時にポン酢が切れていてて、その事についてスタッフと話していたんですが、病院でカルテを書くときに名前がいるということで唯一思いついたのが「ポンズ」だったんです。(笑)
最後に、今後の夢や目標がありましたら教えてください。
今後は障碍者の就労支援、働く場作りなど、福祉の枠にとらわれない事業展開を考えています。すでに中高生の障碍者を対象にしたソーシャルスキルトレーニング(社会性を育てる訓練)も月1回実施していますが、このような発達障碍者に特化した施設を2年後を目途に実現したいと考えています。










